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2010年03月30日

●『いきものみっけ写真展』展示作品募集のお知らせ●

2009年のいきものみっけには、新たに写真やコメントを送ることができる機能を追加しましたが、「いきものみっけ」に届く写真からは、日本各地のいきものたちのいきいきとしたようすを見ることができ、みなさんのいきものを見つめる目の豊かさを感じています。
そこで、皆さんからお送りいただいた写真を集めた「いきものみっけ写真展」を開催することで、皆さんのまわりに当たり前にある小さな自然のすばらしさや生きものからのメッセージを表現します。これに先立ち、4月から写真展に展示する作品を募集いたします。これぞという写真をお持ちのみっけにんの皆様からのたくさんのご応募をお待ちしています!

<いきものみっけ写真展 作品募集の予告>
●募集作品のテーマ
 身近なところで観察できる生き物を対象に、5つのテーマ(『きれいないきものみ~っけ』、 『おかしないきものみ~っけ』、『いきものが教えてくれる日本の四季』、『最近変だぞ、日本の自然』、『私のベストショット』)に沿った写真を募集します。

●募集作品について
・ A4サイズにプリントアウトしても十分な画質を維持できるもの
・ デジタルデータもしくは印画紙にプリントしたもの
・ 写真とともに、作品のタイトル(20文字以内)と見つけたときの感想などのコメント(100文字以内)、撮影した生き物の名前、見つけた日付と場所も記入もお送りください。

●応募方法について
・現在、いきものみっけホームページに、専用応募ページを作成中ですので、準備ができ次第、募集を開始します(4月初旬目途)。
・すでに「いきものみっけ」においてみっけ報告をした写真も応募することができます。ただし、他のコンテスト等において入賞・入選した作品やそれに類似した作品は応募できません。
・作品は、5つのテーマに沿って50点程度選定します。選ばれた方には、記念品をお贈りいたします。
・応募点数は、一人につき5点までお送りいただけます。

皆様の写真で楽しい写真展を開催したいと思いますので、4月初旬の応募開始まで、選りすぐりのみっけ写真を準備してお待ちください!また、これを機に、春のいきものみっけに出かけて、写真を撮ってみてもいいかもしれませんね。たくさんのご応募をお待ちしています。

2010年03月30日

みっけ報告にあたって注意していただきたいこと

みっけ報告にあたって注意していただきたいこと

●ツバメ
ツバメを見た時ではなく、子育てをしている様子を見つけたら報告してください。

●ウグイス
地鳴きではなく、「ホーホケキョ」というさえずりを聞いた時に報告してください。

●デイゴの花
アメリカデイゴではなく、デイゴの花を見つけた時に報告してください。

デイゴとアメリカデイゴの花の簡単な見分け方は以下のとおりです。

デイゴ
・花の形状は筒状に近い。
・葉が開くより先に花が咲く(葉が開く頃にもまだ咲いている)。
アメリカデイゴ
・花の下側につく1枚の大きい花びら(舌を出したような形)が目立つ。
・葉と花がほぼ同時に開く。

●ソメイヨシノの花
ソメイヨシノ以外のサクラの花は「その他」、種類が不明な場合は「わからない」で 報告してください。

最も多く植えられているソメイヨシノとヤマザクラの簡単な見分け方は以下のとおりです。

ソメイヨシノ
・葉がでる前に花が咲く。
・葉柄(葉と枝をつなぐ部分)に毛がある。
ヤマザクラ
・ 花が咲くのと同時に赤い若葉が開く。
・ 葉柄(葉と枝をつなぐ部分)に毛がない。
・ 西日本では代表的なサクラ。

● ニホンカナヘビ
トカゲの仲間です。大きなものでは、体長20cmくらいあり、尾が長くスマートに見えます。 背中は茶色で、腹は白っぽい色をしています。
よく似ている種にニホントカゲがいますが、特徴は以下のとおりです。

ニホントカゲ
・体の表面に光沢がある。
・ニホンカナヘビに比べて、体が太い。
・子供は、小さく尾が鮮やかな青色をしている。


2010年03月23日

いきものみっけ手帖が新しくなりました!

2010年の春調査の開始に向けて、より多くの方に楽しくご参加していただけるよう、
いきものみっけ手帖を改訂しました。
対象種の観察ポイントや、生物多様性の解説ページを追加するなど、
充実した内容になっています。
また、報告用の調査シート(みっけシート)もハガキサイズになり、
持ち運びや送付が、より手軽になりました。

手帖のご請求手順は以下のとおりです。
■A4サイズ(1~3冊のみの場合はA5サイズ以上)の返信用封筒を1枚ご用意ください。

■ 封筒に希望冊数と 返信先住所・氏名を明記して、送料分(下記)の切手を貼ってください。

■ 折りたたんで定型封筒に入れ、事務局までご郵送下さい。

◆切手の金額 1冊:180円、2 冊:210円、3~6冊:290円、7冊~9冊:340円
※10冊以上の送付を希望される方は、事前にメールかお電話で事務局へ
お問い合わせください。

◆ 手帖送付申込み先
〒103-0002
中央区日本橋馬喰町1-4-16
馬喰町第一ビル9階
財団法人 日本環境協会 事業課内
「いきものみっけ」事務局
問い合わせメールアドレス info@mikke.go.jp、または
問い合せ電話番号 03-5719-3715 [受付:平日(土日、祝日を除く)10:00~17:00

2010年03月23日

いきものみっけ in 見沼

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場所:埼玉県見沼
開催日時:平成22年3月7日(日)
案内人:秋元智子さん(環境ネットワーク)、島田由美子さん(見沼ファーム21)
古谷愛子さん、(オリザネット)、榎本建七さん(自然観察指導員)
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あいにくの雨の中、埼玉県さいたま市見沼で親子の自然観察会が行われました。
見沼は田んぼが広がるとても自然豊かな場所です。

湿地だったこの地域では、なんと江戸時代からお米作りが盛んです。 今ではだいぶ少なくなってきてしまっているそうですが、 地元の方が一緒になってお米作りをしているそうです。

特にこの見沼の田んぼで特徴的なのが田んぼの脇にある雑木林。 これは斜面林といって、落ち葉を田んぼの肥やしにしたり 暴風から田んぼを守る役割をしているのです。

そんな自然豊かな見沼にはどんな生き物たちがいるのか 元気いっぱいの子供たちと一緒に観察をしてきました。

まずは観察の前に、簡単にお勉強。 今回先生をつとめてくれたのは古谷さん(オリザネット)です。

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授業はまず問題から始まりました。
「昨日(3月6日)は何の日でしょう?」
これには一緒に参加していたお父さんお母さんも困り顔。
正解は「啓蟄(けいつち)の日」。 これは生き物たちが冬眠から目を覚まし、起き始めるという日だそうです。 まさに"みっけ"日和な日です!



そしてお話は田んぼに暮らす生き物について。 カエルやイナゴはもちろん、田んぼにはシラサギも訪れ ツバメは田んぼの土を使って巣をつくります。 生き物たちにとっても田んぼはとても大切な場所だったんです。

最後に写真を使って"みっけ"の練習。準備万端!さぁ生き物観察に出発です。
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あいにくの雨なので、予定を変更し 田んぼへは行かず、雑木林へ観察しにいきました。

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林へ入った瞬間、あっちこちから"みっけ!"の声が聞こえてきました。 まずはキセル貝を発見。小さくても子供たちはしっかり見つけて来てくれます。次はアマガエルを発見しました。どうやら冬眠から目が覚めたようです。




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そしてまた別の木を発見。なんとクワガタの幼虫をみっけ!これには大人も興奮です。大きくなるのは6月~7月とのことなので、それまでそっとしておきましょう。




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林の奥までいくと穴だらけの木がありました。そうです。犯人はキツツキです。穴をクチバシであけて木の中にいる虫を食べているのです。





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最後に雑木林の出口にシマヘビを発見。 ただこのシマヘビは車にひかれたようで死んでしまっていました。





林を後にして、今度は何を発見したか報告会です。 ほんの少しの時間にも関わらず子供たちはたくさんの生き物を発見しました。
9.jpg10.jpg最後に古谷さんと榎本さんから、今日発見したアマガエルやシマヘビについての話しがありました。 例年ならば4月以降に冬眠から目が覚めるそうです。しかし今では温暖化の影響で毎日の気温の寒暖差が激しくなり 生き物たちは3月でも暖かい日があると勘違いをして出て来てしまうそうです。 そうすると、また寒くなったとき凍えて死んでしまったり 産卵の時期がずれて生態系がくずれてしまう危険があるそうです。温暖化の影響と身近な生き物たちのつながりがわかり、とても勉強になる1日でした。

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最後に見つけた生き物を記録して、楽しい観察の1日が終了しました。






さて最後に、参加者の方々からコメントをいただきました。 参加者の子供たちのなかでも、とびきり元気だった仲良し兄弟とお母さんから。 ※写真左から

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嶋影 晟仁朗くん「シマヘビを初めて見られてうれしかった」
嶋影 早都子さん「子供がとても楽しんでいてうれしかった。  説明もわかりやすく話してくれたので楽しかった。」
嶋影 頌太朗くん「家の近くにはいない生き物が見つけられてよかった。」



2010年03月01日

意外に知られていないツクシの世界

<ツクシという名の植物は存在しない?>

ph_tsukushi_l.jpg 春の山菜としても知られるツクシ。茎にある節(はかま)を取ったツクシを炒めて、だし汁、しょうゆ、みりんで煮つめると「佃煮」に、湯がいたツクシをしょうゆと砂糖で味つけし、溶き卵を加えると「卵とじ」の出来あがりです。野草ならではの、ほろ苦い味わいの料理が楽しめます。
  このように食卓に登場するほど身近なイメージのあるツクシですが、どんな植物であるかはあまり知られていません。実は、「ツクシ」という名称の植物は、学術的には存在しません。ツクシは、シダ類である「スギナ」の胞子をつくる部分の呼び名です。スギナは、約3億年前に繁栄したスギナの祖先の植物から、体のつくりがほとんど変わっていないため、「生きた化石」とも言われています。古生代のスギナの祖先には、なんと10階建てのビルほどの高さ(約30メートル)にまで成長するものもいたそうです。


<子孫を増やすツクシの役割>

スギナは地下に根のような茎を伸ばし、そこから増えていくこともできますが、より広範囲に子孫を残すために、重要な役割を担うのがツクシです。ツクシは頭の部分から、1本あたりおよそ200万個の胞子を飛ばします。風に乗った胞子は、土の上に着地して、そこで芽を出します。この芽は、コケの一種ゼニゴケに似た平たい形をした「前葉体(ぜんようたい)」で、スギの枝に似たスギナとは全く異なる形をしています。
前葉体には精子を作る部分と卵を作る部分があり、精子と卵が出会うために、精子は泳いで移動しなければなりません。泳ぐためには、水が必要です。雨が降るなどして前葉体が水に覆われると、やっと受精することができるのです。そうしてスギナの成長が始まり、受精の役割をはたした前葉体は枯れてしまいます。
1本のツクシに200万個もの胞子がつまっているのは、これらの厳しい条件を乗り越えてスギナまで育つ確率がほんのわずかしかないからです。ひょろりとしたユーモラスな姿にも、このようなドラマが隠されていたとは驚きですね。

いきものみっけでは、1月からツクシのみっけ報告を集めています。旬の味覚に出会えるのも、いきものにふれ合う楽しみのひとつです。今年の春は、ツクシ採りに出かけてみてはいかがでしょう?ちなみに、美味しいツクシを見分けるポイントは、頭の部分が硬く緑色をしたものだそうです。