2010年10月15日
いきものみっけでは、これまでの成果発表をはじめ、全国で市民参加型の生物調査に取り組んでいる自治体・団体が集まり、調査によって得られた生物情報の役立てなどについて語り合うシンポジウムを開催します。会場では、今年6月に行った「いきものみっけ写真展」入選作品を展示する他、参加の方にはいきものみっけ特製記念品等も進呈します。
さらに当日は、会場の名古屋市科学館の入場料が無料になっております。
全国の様々ないきもの調査が一挙に発表される機会です!!この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
イベント名: いきものみっけシンポジウム
会 場: 名古屋市科学館サイエンスホール
(愛知県名古屋市中区栄2‐17‐1)
※名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車徒歩5分
期 間: 10月23日(土)13:00~16:30(12:30開場)
主 催: 環境省自然環境局生物多様性センター、中日新聞社、名古屋市科学館
出 演: 国立環境研究所 生物圏環境領域長 竹中 明夫氏/NPO法人 生態教育センター理事長 小河原 孝生氏/東京大学大学院 総合文化研究科 特任研究員 神保宇嗣氏/環境省自然環境局 生物多様性センター長 水谷 知生氏/千葉県自然保護課生物多様性センター、石川県県民交流課内石川県健民運動推進本部、名古屋市環境局生物多様性企画室、相模原市環境政策課、掛川市環境経済部、滋賀県立琵琶湖博物館、(財)世田谷トラストまちづくり、日本学校農業クラブ連盟、りぶらサポータークラブ
※ 事前申し込みの〆切は終了しておりますが、座席に余裕がある限り、当日参加可能です。ぜひご参加ください!
2010年10月15日
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みっけにん:みき♂ さん
みつけた日:2010年10月11日
みつけた場所:東京都杉並区
みつけたいきもの:オツネントンボ
みつけたコメント:近所の公園にて。イトトンボの同定は難しいですが、木の枝のような色だったのでオツネントンボと判断しました。
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こちらの写真のトンボはオツネントンボの仲間と思われます。オツネントンボは'越年蜻蛉'と書くように、冬越しを成虫でもするトンボで、成虫で10ヶ月以上という長い期間を生きます。日本全土に分布し、華奢な体で雪も酷寒も克服する強靭な生命力の持ち主です。木の枝などに擬態するのは、冬に外敵から身を守る防御法で、暗い林の中等では人間の目ではほとんど気が付きません。
トンボからは、鋭敏な飛翔、成虫、ヤゴともに備える捕食昆虫のもつ獰猛さ、またオツネントンボの仲間では成虫で寒さを生き抜く体力を持つ事などから、まるで屈強な武士のようなイメージが湧きます。戦国武将にも「前にだけ飛んで、後ろ向きには絶対に飛ばない」ことから「勝ち虫」として縁起の良いものとして、兜の前立てや浴衣柄に好んで使われたそうです。
戦国武将がトンボを尊んだというのも、攻撃防御の姿が武人に求められる資質と一致していたからかもしれませんね。(T)
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2010年10月08日
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みっけにん:漫歩さん
みつけた日:2010年10月06日
みつけた場所:神奈川県横須賀市
みつけたいきもの:ヤマガラ
みつけたコメント:エゴノキの実をついばんでいました。
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くちばしをいっぱいに開けてますね~。ドングリなどの堅い木の実も、
このくちばしでつついて割り、器用に食べるそうです。カラフルな外見と
「ニーニー」という鳴き声に特徴があり、覚えやすい野鳥ではないでしょうか
(私も真っ先に覚えました)。
人との関わりは古く、平安時代から飼育されていました。芸を覚えさせる
こともできるそうで、年配の方は神社の縁日などでおみくじを引いている姿を
覚えていらっしゃるかもしれません。なお、現在では野鳥を捕獲して飼育する
ことは禁止されていますので念のため。そっと眺めるだけにしておきましょう。(W)
2010年10月07日
秋の七草であるハギの仲間やクズの花は、5枚の花びらが組み合わされてできています。下側のぴったり合わさった4枚の花びらの中にはおしべとめしべが隠されていて、外からは見えません。これらの花は昆虫によって花粉が運ばれますが、どんな昆虫によって運ばれるのでしょうか。
クズの花には、最も大きい1枚の花びらに黄色の模様があります。そしてその花びらの付け根の部分が蜜のありかです。このように、昆虫によって花粉を運んでもらっている多くの花には、昆虫に蜜がある場所を示すマークがあります。それらは、人間が見てもわかる色や模様であることもありますが、昆虫が見える紫外線で見ないとわからないものもあります。
昆虫がそのマークをたよりに、花に飛来し蜜を求めて花の奥に頭を押し込むと、昆虫は中脚と後脚でふんばるため下側の4枚の花びらが押し下げられます。すると束になったおしべとめしべが外に現れて、昆虫の腹部に花粉がくっつきます。
このようにうまくハギやクズの花粉を運んでくれるのは、昆虫の中でもミツバチやクマバチ、マルハナバチなどハナバチの仲間です。ハナアブの仲間は、蜜を吸うことも下側の花びらを押し下げることもできません。チョウはストローのような口で蜜を吸うことができますが、花にとまった時に花粉が体につかないため、これらの植物にとっては蜜だけを盗まれてしまう迷惑な相手です。
山の木陰のしめった場所にはえるツリフネソウやキツリフネの花は、花の後ろの細く丸まった部分に蜜があります。蜜を吸うことができるのは、これらの花の中に潜り込むことができ、しかも口が細長い昆虫、マルハナバチだけです。おしべとめしべは花の入り口付近の上の方についていて、マルハナバチの背に花粉が付いて運ばれる仕組みになっています。
花の形が筒状で、狭い隙間に潜り込んで行かないと蜜にたどりつけないリンドウやホタルブクロ、つくりが複雑で学習能力が高くないと蜜にありつけないヤマトリカブトの花も、花粉の運び手をマルハナバチに限定しています。
マルハナバチは、巣の中のそれぞれの個体が、季節によって自分が訪れる花を決め同じ花に繰り返し訪れます。同じ種類の他の個体に花粉を運んでくれるので、植物にとってはこの上ないパートナーです。ツリフネソウのような花は、マルハナバチとしっかり提携し、他の昆虫に蜜や花粉を与えないように花の形を進化させたと考えられています。
一方、ユリの仲間の花は開放的でめしべもおしべも長く突き出していて、チョウが蜜を吸いに来るとうまく花粉の受け渡しができます。ヒガンバナもこのタイプです。
アザミの花は、おしべが頭花の表面に突き出していて花粉を容易に得ることができるため、チョウやハチ、アブの仲間、ハナムグリなどの甲虫といろいろな昆虫がやってきます。
花のつくりや、蜜や花粉が花のどこにあるのか「虫の目」で観察してみると、その花がどんな昆虫に花粉を運んでもらいたいのかがわかるかもしれません。