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2011年11月02日

東京セキスイハイム工業株式会社・「東京セキスイこども自然塾」

「いきものみっけ」では、企業の生物多様性の取り組みについても、お伝えしていきます。

今回は、東京セキスイハイム工業株式会社の「東京セキスイこども自然塾」というイベントにお邪魔しました!

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場所:埼玉県蓮田市 黒浜沼

開催日時:平成231015日 8301330

主催:東京セキスイハイム工業(株) 業務部 安全環境グループ

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埼玉県蓮田市にある東京セキスイハイム工業(株)は、グループ社全体の生物多様性保全取組強化の方針に沿い、また地域の方々との交流を深めるために、2008年からこの「こども自然塾」を開催しています。

今回のフィールドである「黒浜沼」は水辺・湿地としての貴重な生態系を維持していることから、埼玉県自然環境保全地域に指定され、また一部が「さいたま緑のトラスト保全第11号地」に指定されています。住宅地の真ん中にありながら、ヒシやオモダカ、
ヘイケボタルなどの貴重な湿性動植物がたくさん残り、野鳥も数多く見られるとても自然豊かな場所です。

東京セキスイハイム工業さんは、この黒浜沼を守る市民団体NPO法人「黒浜沼周辺の自然を大切にする会」に協力してもらい、社員の家族や地元の子どもたちを集めて黒浜沼での自然観察会を行っています。5回目になる今年は、黒浜沼の「ホタルの里」での自然観察会です。

 

当日は、あいにくの雨。それでも元気な蓮田キッズたちが30名近く集合しました。

まずは黒浜沼近くの蓮田市環境学習館に集合し、班分けした後、雨の中を歩いて出発しました。班のリーダーは今年の新入社員が務めることになっているそうです。若いお兄さんお姉さんに、子どもたちもすぐになついていました。

 

  

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雨の日、果たしていきものたちはどこにいるのでしょう?

指導員の方が、近くの木を指して「よーく見てごらん」と言うのでみんなで見てみると、なんとトンボが何匹も葉っぱにじっと
つかまり雨宿りをしていました。大人も子どもたちもびっくり、早速雨宿りしているいきもの探しが始まりました。

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水辺で子どもたちは網やバケツを手に水の中を網ですくうと、カエル、ザリガニ、オタマジャクシなどがたくさん!さらにメダカや
ヒメガムシなど、貴重な水生生物まで見つかったことには驚きでした。

この沼は、もとは放置された田んぼが葦の原になり、姿を消していったホタルや田んぼの生きものたちをよみがえらせようと、NPO法人「黒浜沼周辺の自然を大切にする会」を中心とした市民の方々が力を合わせて水生動植物の生育環境を整えてきた場所です。努力が実り、今ではホタルの姿も見られるようになり、生息範囲も広がっているようです。

黒浜沼は地元の方々の自然を守ろうとする気持ちとたぐいまれなボランティア精神で、こんなに生態系豊かな環境を保っているのですね。

 

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          (↑ヒメガムシ)

 

「ホタルの里」での観察会が終わって再び蓮田市環境学習館に戻り、班ごとに捕まえたいきものたちをスケッチし、黒浜沼の
「いきもの観察マップ」を作成しました。社員食堂で班ごとに発表会。

「服とかカバンとかがびしょびしょになったけど、いろんないきものがいて楽しかったです。」と、みんな雨の日のいきものとの出会いをとっても楽しんだようです!

安全環境グループの大久保さんは、「自然塾も今年で5回目になりますが、何回も来てくれる顔があって、おじさんたちはとってもうれしいです。これからも継続していくので、みんなよろしくね!」とご挨拶して終わりました。

  

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(最後、捕まえたいきものたちはそれぞれの場所に帰してあげました。)

<取材を終えて>

市民の方でさえ、知らなければ黒浜沼の自然がどれほど貴重で豊かであるかを実感することはできません。その機会を企業の立場から提供し、黒浜沼の生物多様性の保全を通じて地域に貢献したいという、率直な思いが伝わってきます。

業務部長の久保さんは、来年からは子どもたちだけでなく地域の大人たちにもたくさん参加していただき、沼の整備などもプログラムに取り入れるなどして、もっとイベントを大きくしていきたい、と語りました。

東京セキスイハイム工業は、これからもこの地で市民の方々と一体になって、黒浜沼の豊かな自然を守る取組みを続けていきます。

 

 

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2011年09月28日

鹿島ニホンミツバチプロジェクト・「みつばちカフェ」

    「いきものみっけ」では、企業の生物多様性の取り組みについても、お伝えしていきます。

今回は、鹿島建設株式会社の「みつばちカフェ」というイベントにお邪魔しました!

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場所:東京都豊島区南長崎 鹿島児童館

開催日時:平成23911日 10301130

主催:鹿島建設(株)環境本部 地球環境室

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 鹿島建設(株)は、生物多様性に配慮した都市づくりの一環として、「鹿島ニホンミツバチプロジェクト」を2009年から
展開しています。

 このプロジェクトは、街中に巣箱を設置してニホンミツバチを飼育するものです。ミツバチが都市部の木々や花を飛び回って

蜜を集めながら花粉を媒介して植物の受粉を助けることにより、結実した実にいきものたちが集まってきたり、

またミツバチの行動から地域の環境を知る指標になったりすることから、地域の生態系が活性化する効果が期待されます。

 ここ南長崎では鹿島社宅内に巣箱を設置し、ミツバチたちが巣箱から半径2キロメートル以内の街路樹や民家の庭など、

どのような植物から蜜を集めてくるのかをデータ化する「蜜源モニタリング」も行っています。

(特別に巣箱を見せてもらいました!ミツバチが人を刺すことは滅多にないそうです)
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                                   プロジェクトリーダー 山田順之さん

  日本でも、養蜂に飼育されてきたのは主に「セイヨウミツバチ」でしたが、在来種である「ニホンミツバチ」はセイヨウミツバチ
に比べて
家畜化されていないぶん、病気やダニに強いという利点があるそうです。

 コーヒーやソバなども、ミツバチが住める環境を保全することで受粉率が上がりたくさん実がなるというデータもあります。

「単にミツバチの飼育が環境に良いということではなく、在来種のニホンミツバチがこれだけ地域の環境にとって大切な役割を

果たしているということ、またミツバチが住みやすい環境を整備していくことが人間にとっても重要であることを、

しっかりとしたデータに基づいてアピールしていきたい」と、プロジェクトリーダーの山田順之さん(環境本部 地球環境室

はおっしゃっていました。005.jpg
 この日は地域の方にこのプロジェクトを知ってもらい、また採れた蜂蜜を味わってもらおうという「みつばちカフェ」の日!
親子合わせて約7080人もの人が集まりました。

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 子どもたちは、ニホンミツバチの巣に興味津津。

また、実際に巣から蜜を取り出す貴重な採蜜体験もできました!


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 ミツバチは一部屋にたくわえた蜜の糖度が一定値以上になると、蜜蝋(ロウ)でフタをするのだそうです。

そのフタをコテではがし、巣板を遠心分離器でぐるぐる回すと、蜂蜜が巣板からドラム缶に移っていきます。

ドラム缶にたまった蜂蜜を取り出し、濾(こ)して容器に入れると採蜜は完了。この日採れた蜂蜜の糖度は、なんと78パーセント!

蜂蜜ってこんなに甘かったっけ?とびっくりするくらい甘くておいしかったです。 20110911110617.jpg   20110911111346.jpg


 採れた蜂蜜はカナッペやレモンスカッシュにして、みんなで仲良くいただくことができました。

楽しい採蜜体験に、貴重なニホンミツバチの蜂蜜を味わうことができ、大人も子どもも大満足な1日でした。

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<取材を終えて>

 「ミツバチプロジェクト」は、都会の様々なところで国内では30か所程度実施されています。鹿島建設は企業として先駆的に

このミツバチプロジェクトを企業活動として取り入れ、全国4か所のプロジェクトを支援しています。

 地域の自然のサイクルを助け、美味しい蜂蜜を提供してくれる働き者のミツバチたち。その恵みに感謝しながら、

生態系豊かなまちづくりを目指しています。これからもどんどんプロジェクトの輪が広がるとよいですね! 

2011年08月12日

ローカルみっけウィーク 本日よりスタート!

 いきものみっけの対象種には、地球温暖化などが原因で、以前よりも分布を北へ広げていると言われている

生きものがいます。ツマグロヒョウモンナガサキアゲハアオスジアゲハクマゼミ4種です。

また、外来種であるアカボシゴマダラは、関東地方に持ち込まれた後、徐々にその分布を周辺へ拡大しているようです。

 今回のローカルみっけウィークでは、これらの5種の特に分布の境界付近と考えられる地域や、

これまで目撃情報が少なかった地域からのみっけ情報を募集します。tsumaguro.jpg

 

● ツマグロヒョウモン

1980年代まで、ツマグロヒョウモンは西日本に分布するチョウでしたが、近年、関東地方南部ではほぼ定着したと考えられます。今後、関東地方北部や新潟県でも定着するのか、また東北地方での目撃は増えていくのか、注目したいと思います。

 

 

 

20092010年度いきものみっけの結果▶


● ナガサキアゲハ

日本海側の分布については、環境省の調査によれば、定着の北限と思われる福井県には多数の記録があります。

しかし、これまでのいきものみっけの結果では、日本海側の分布の状況ははっきりしません。太平洋側においては、

関東地方南部では定着していると考えられますが、今後さらに北の地域でも定着するのでしょうか。日本海側や

関東地方北部、福島県などからより多くの情報を集めたいと思います。 

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20092010年度いきものみっけの結果▲    日本の動物分布図表(環境省,2010)より▲

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● アオスジアゲハ

 かつては分布の北限が、日本海側は秋田県、太平洋側は岩手県とされていましたが、近年は青森県でも確認されています。いきものみっけでも2010年に青森県からの報告がありましたが、東北地方からより多くの報告を寄せていただきたいと思います。アオスジアゲハの食樹であるタブノキが分布している海岸沿いでは特に注目してみてください。

 

 

 

20092010年度いきものみっけの結果

 


● クマゼミ

クマゼミは、西南日本に代表的なセミですが、近年は関東地方08-10kumazemi.jpgにまで分布が拡大しているとして注目されています。しかし、関東地方では以前からクマゼミは生息していましたが、気温の上昇や都市化の影響などにより、個体数が増え目立つようになったという見方もできます。今後さらに北の地方でもクマゼミの目撃が増えるのか、関東地方北部での生息状況を把握するとともに、北陸地方からより多くの情報を集めたいと思います。

 

 

 

20082010年度いきものみっけの結果

 


● アカボシゴマダラ

1995年に埼玉県で見つかって以来、神奈川県・東京都を中心に周辺へ分布を拡大しています

アカボシゴマダラのページ参照)。2010年までに生息が確認されている地域の周辺では、

今年、目撃の可能性が大です。すでに山梨県から2件の報告がありました。静岡県東部や

千葉県西部でも是非注意して探してみてください。エノキがある公園や街路樹がみっけポイントです。

 

 

対象地域と、そこで注目すべきいきものは以下の通りです。

東北地方...アオスジアゲハツマグロヒョウモンナガサキアゲハ(福島県)

関東地方北部(群馬、栃木、茨城)...クマゼミツマグロヒョウモン

関東地方南部(神奈川・東京・埼玉・千葉)、山梨、静岡...アカボシゴマダラ

北陸地方(石川・富山・福井*・新潟)...ナガサキアゲハクマゼミツマグロヒョウモン(新潟県)

*8月5日のトピックスでは、福井県が含まれていませんでしたが、今回の対象地域です。

 

期間:2011年8月12日(金)~2011年9月11日(日)

 

みなさんからの情報が分布の変化を把握する重要な手がかりになります!該当地域の皆さん、

周りの人にも声をかけ合い、これら5種の情報や、その他のいきもののみっけ報告もたくさん

お寄せください!

 

 

2010年11月10日

「いきものみっけシンポジウム」を開催しました!

シンポ.jpg10月23日(土)愛知県の名古屋市科学館で、全国でいきものみっけのような市民参加型の生物調査に取り組んでいる自治体・団体が集まり、これまでの成果発表や、調査によって得られた生物情報の役立て方等について語り合うシンポジウムを開催しました。

 

■名古屋の会場は大賑わい!!

 

  シンポ23.jpgシンポジウム当日は、爽やかな秋日和。会場には、約160名とたくさんの方にご来場いただきました。活動事例発表団体は、全国の各地域で「いきもの調査」をしている、自治体、NPO、高校の連合、博物館等で、全国から計10団体・総勢25名の方々が発表されました。どの団体も、その地域の環境をみつめることが、自然や生き物に興味がわき地域の環境を守ろうという意識につながり、多くの人々を巻き込んだ活動を続けることが出来ているようです。そのために、コンクールやイベントを開催したり、調査マップを作成し配布する等して、地域の人の興味や関心をひきつける工夫をしていました。また、「いきもの調査」を通じて、町の人たちと繋がりが出来たり、地域が元気になっている様子もうかがえました。

昭和47年からなんと37年も、県内の小学生によるツバメの調査を継続している石川県健民運動推進本部さん。 (左)

いきものみっけコミュニティランキング上位団体のりぶらサポーターズクラブからは、小学生のみっけにん「しょうたまんくん」の命の大切さについて、発表者より作文発表がありました。 (右)

シンポ45.jpg 全国の高校生9万人のクラブ員が在籍する、日本学校農業クラブ連盟(FFJ)はその圧倒的な調査人数と農業高校ならではの知識を活用して、専門家も感心するような調査をしていました。 シンポ6.jpg

■会場から「先生のようないきもの博士になるにはどうすればいいの?」との質問が!!

第二部は、いきもの専門家の先生によるパネルディスカッションや、会場からの質疑応答の時間です。  先生方は、「いきもの調査は市民の目で多くの報告数が必要。さらに市民の中に専門家も参加したり、博物館の先生に尋ねたりすることでデータの確実性があがる。」「現在の携帯電話やデジタルカメラの画質は非常に高性能なので、以前にくらべいきものの種類かがけっこう判別できる。」「HP上でみつけたいきものを投稿し、参加者が自由にコメントをするしくみがあれば、みつけた本人が何か判別できなくとも、HP上のコミュニティで判別しあえる」等、いきものの市民調査の重要性を説いていらっしゃいました。

シンポ7.jpgまた、会場から「将来いきもの博士になりたい場合どんな勉強をしたらいいですか?」という質問がありました。先生は、「今は自分の目でいきものをたくさん見たり、図鑑を読んだり、博物館に行ったりすると良いです。大きくなったら大学や専門学校で農学や昆虫学等を学ぶといいと思います」とお答えいただき、未来のいきもの博士の希望に会場も和みました。

■これからも楽しい「いきものみっけ」を!!

シンポ8.jpg終了後のアンケートでは、「熱心な取り組みに感動した。応援しています」「今後もこのような事業や、会を継続して欲しい」「いきものみっけ手帖を参考に、家のガーデニングの植栽を考えてみたい」等の声をいただきました。ご来場いただきました皆様、発表者の皆様本当にありがとうございました。これからも、全国のいきものみっけの環を広げていきましょう!!

いきものみっけ写真展の入選作品も大変好評でした。

 

 

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                                 活動事例発表団体及び出演者発表スライド

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 【団体】

 ・「いきものみっけについて」(①-1環境省自然環境局生物多様性センター.pdf

・「みんなでいきものみっけ」(①-2りぶらサポータクラブ.pdf

・「千葉県における県民参加型の生物モニタリング調査」(②千葉県自然保護課生物多様性センター.pdf

・「生きものが住まう環境共生のまちづくりに向けた緑の保全と創出への取組み」(③財団法人世田谷トラストまちづくり.pdf

・「相模原市自然環境観察員制度」(④相模原市環境政策課.pdf

・「掛川市の自然環境調査について~10年間のあゆみ~」(⑤掛川市環境政策課.pdf

・「市民と専門家、行政の協働による名古屋ため池生きもの調査」(⑥名古屋市環境局生物多様性企画室.pdf

・「小学生によるふるさとのツバメ総調査」(石川県県民交流課内 ⑦石川県健民運動推進本部.pdf

・「琵琶湖博物館フィールドレポーター調査-ボタンウキクサの分布-」(⑧滋賀県立琵琶湖博物館.pdf

・「FFJ環境調査11年の歩み」(⑨日本学校農業クラブ連盟(FFJ).pdf

 【パネルディスカッション 出演者】

 ・国立環境研究所 生物圏環境研究領域長 竹中 明夫氏

・NPO法人 生態教育センター理事長 小河原 孝生氏報告資料.pdf

・東京大学大学院総合文化研究科 特任研究員 神保 宇嗣氏報告資料.pdf

※著作権・肖像権等の都合により、一部の画像・写真を削除しています。

2010年10月25日

「いきものみっけ」観察会in江の島

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場所:神奈川県藤沢市江の島

開催日時:1010日(日)

主催:神奈川県地球温暖化防止活動推進センター、環境省生物多様性センター他*******************************************************************************************

 元々は陸続きであったものが、侵食・海進により陸繋島という奇抜な地形を形づくった江の島は、古くからの観光・名勝地です。この江の島で「いきものみっけ観察会」に参加してきました。当日の朝方まで豪雨で決行が心配されましたが、観察会時には小雨になり多くの方の参加があり、参加者の思いが通じたのか観察会時には小雨になり午後からは最高の青空になりなりました。

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片瀬江ノ島駅は、竜宮城をモチーフにしたユニークな駅。神奈川県指定史跡・名勝、日本百景の地です。    

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周囲約4kmの江の島は、表参道を横道に外れると、すぐに海岸に出ることができます。海岸では、おいしそうな!?実のついたノブドウの木が生い茂っていましたが、これは食べることができないそうです。その他にも潮風を常に受けるため、トベラ、ハチジョウススキ等、耐塩性・耐乾性の高い植物が見られました。

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タイワンリス

島の上部は照葉樹林と呼ばれる常緑広葉樹林に覆われていて、この森林は「かながわの美林50選」に選定されています。スダジイ、クスノキ、ヤブツバキなどがありましたが、帰化植物であるノハカタカラクサもおいしげっていました。また、最近外来生物のタイワンリスもすみつき、食害だけでなく日本固有種であるニホンリスの生息にも影響を与えているそうです。この日も電線の上を素早くわたっている姿を目撃しました。 

 

 江ノ島の温暖な気候を利用して植栽された熱帯・亜熱帯産の外来植物の中には、逸脱して江の島の風土に根付き、成長・繁茂しているものもあります。パンジーやランタナ等の花は沢山の蝶で賑わっていました。

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      カラスアゲハ           ツマグロヒョウモン

 

【取材を終えて...】

江の島は個人的にも年に一度は訪れ、「観光地」というイメージでしたが、今回観光コースとは別のルートを観察することによって、いきもの以外にも江ノ島の歴史や地形などを学ぶことができました。特異な地形の中で多様な生物相が見られ、江の島の新たな一面を発見することができ、更に愛着がわきました。

これからもどこかに観光に行く際には、建造物やお土産ばかりではなく、その土地の自然景観やいきものにも目を向けてみようと思いました。