2008年冬調査では、いきものではない初氷も対象に含め、観測日の情報をお送りいただきました。集計した結果は、各都道府県で最も早く報告のあった日を「最早日」として、 表1にとりまとめました。
表1:初氷の結果
表1:初氷の結果
図1:初氷の調査結果(最早日)
図1:初氷の調査結果(最早日)
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2008年冬調査では、いきものではない初氷も対象に含め、観測日の情報をお送りいただきました。集計した結果は、各都道府県で最も早く報告のあった日を「最早日」として、 表1にとりまとめました。

水面に氷が張るのは、気温が摂氏0度を下回った時と言われています。気象庁で発表される気温は地上から1.5mの高さで測っているため、実際には、地面(水面)の付近は記録された最低気温よりも2~3 度低くなっています。つまり、皆さんが観察した場所(水の量、風の強さ、建物などの陰、標高など)や、見た時間帯(夜中、明け方、日の出の後)によっても違いますが、最低気温が3度くらいの観測日でも、地表は水が凍る温度まで下がることがあると推測されます。

上記のことを示しているのが、下記の図です。報告のあった主な市区町村について、最寄りの気象庁の観測地点における最低気温の推移と最早日の報告日を比較しました。これらの報告を見ると、だいたいたい最低気温が3 度~0 度くらいまで、グッと冷え込んだ日に報告があったことがわかります。全国の皆様が注意深く周囲を観察してくださって、お送りいただいた情報であることも見て取れます。情報をお送りいただいた皆様、本当にありがとうございました。

このように毎年同じ場所で初氷を観察・記録することで、その年初めて冷え込んだ日の変化、つまり年による気温の変化を捉えていくことができるかもしれません。つまり、氷が張るのがいつの時期かということを基準にした、ごく身近なところで簡単にできる気象観測と言えます。2009 年のいきものみっけでは初氷を対象とはしていませんが、初氷の日を長く観測し続けることで、皆さんの身近なところで起きている温暖化などによる変化を感じることができるかもしれません。

図2:初氷の調査結果